おおだではたらく人
田部 亜也加さん
- 1998年5月生まれ
- 安来市出身
- 休みの日は友人と会ったり遊びに出かけたりと、アクティブな女性!
経歴
- 島根県立安来高等学校
- 島根大学 人間科学部 福祉社会コース
- 令和3年4月 社会福祉法人亀の子へ入社(1年目)
なぜ亀の子に入社しましたか?
高校の頃から福祉の仕事に興味があり、大学は福祉コースを専攻していました。
福祉といっても様々な分野があるので、将来の選択肢を広げるために社会福祉士の資格が取れる大学を選びました。
大学で福祉の勉強をする中で、障がいのある方の就職サポートをする就労支援の仕事をしたいと思うようになり、そのような職場を中心に就職活動を行いました。
ちょうどその頃がコロナ禍のピーク時で、私自身都会に行く怖さもありましたし、県外の会社から実習を断られることもあったので、「山陰の中で探さないといけないかなあ」という状況でしたね。
山陰内でも色々な福祉施設を当たってみましたが、この会社はやりたかった就労支援が出来て、自分が望んでいたワークライフバランスを大切にできる労働環境が整っていたので志望しました。
それと、見学に訪れた時に職員の方やメンバーさん(利用者さん)も皆さん明るく元気で、雰囲気が良かったのも選んだ理由の一つです。
現在、どんな仕事をしていますか?
就労移行支援事業所で、支援員として働いています!
知的障がい、精神障がい、発達障がいなど障がいのあるメンバーさんの就職に向けて、訓練を通してサポートする仕事です。
体力がない、生活が乱れている、コミュニケーションを取るのが難しいなど様々な課題を抱えている方がおられますが、そういった方にパソコンの使い方を指導したり、プリントしてもらったりなど様々な訓練を一緒にしています。
㈱魚の屋さんから最中スープの業務委託も受けていて、その作業も行ってもらってます。
弊社には福祉における様々な部門がありますが、私のいる職場は30代の先輩と私の2人体制となっています。
メンバーさんは現在20~50代まで9名の登録があり、毎日そのうちの4~5名が通って来られ、私たちは9:00~16:00まで共に過ごします。
どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
まだ入社して間もないので大変な面もありますが、楽しく仕事しています。
自分がサポートさせてもらったことでメンバーさんの就職につながったり、メンバーさんの苦手だったことが訓練を通じてできるようになった時にやりがいを感じますね。
来月には縫製の仕事に就くことが決まっている方もおられますし、これまでにも介護施設や清掃の仕事などに就いたメンバーさんもおられますよ。
仕事で心がけていることはありますか?
メンバーさんそれぞれ障がいの状況により、こちらが言うことに対する受け取り方が違うので、相手によって簡潔にまとめて言うとか紙に書いて渡すとか、同じことを言うにしてもどうやったらうまく伝わるかを考えながらやっています。
それと、自分が職員だからと上から目線にならないように、何かをお願いするときには、「~してください」ではなくて「~してもらっていいですか」と伝えるなど対等な立場で接するよう心がけていますよ。
学生のうちに学んでおくと行かせることはありますか?
自分は学生の時に社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取りました。
今の仕事をするのに資格は必須ではないですが、勉強しておいて良かったと思いますよ!
制度のことや障がいの特性のことなどを学んでおくことで、実務に生きることがあります。
この会社の良いところを教えてください
施設内で会うと気にかけて声をかけてくださったり、娘みたいに接してくださる方もいて、皆さん優しいです。
森山総括施設長も、「安来に帰っとる?」とか「慣れてきた?」と気さくに声をかけてくださいます。
とにかく職員さんもメンバーさんも、みんな明るくて元気ですね。
田部さんの一日のスケジュールを教えてください
田部さんの休日の過ごし方は?
休日はほぼ友達といて、ずっと一緒に遊んでいます(笑)
出雲に遊びに行ったりカフェに行ったり、、、。
同じ福祉コースを卒業して福祉の仕事に就いている友達が多いので、同じ悩みを共有できたりとストレス解消にもなっていますね。
月に1回くらいは安来の実家にも帰ります。
田部さんが思う大田のオススメは?
景色がきれいで、私は特に海が好きです。三瓶温泉も好きですね。
三瓶にある浄善寺の大イチョウの紅葉を観た時は、「すごい!」と思いました。
鳥井町にあるプリザーブドフラワーのお店、botanはとてもかわいくてオススメですよ!