おおだではたらく人
坂根竜二さん
- 1988年生まれ
- 大田市長久町出身
- 2児の父
- 豚部分肉マイスター
出雲市内の高校を卒業後、塗装業やサービス業を経験し、21歳の時に株式会社島根県食肉公社に就職。
どんな仕事をしていますか?
私たち食肉公社では、普段みなさんがスーパーで購入されるお肉を、みなさんの手元に届く一歩手前の状態にする仕事をしています。
具体的には、『
スライスや小間切れ等加工できる状態になったお肉は、各小売店に卸し、みなさんが普段目にする状態になりますね。
私も普段は大きな肉の塊を扱いやすい大きさに捌いたり、骨を抜く作業をしたりしています。
機械を使って作業する部分もありますが、多くは包丁をもって手作業で行いますね。
どんな時に仕事のやりがいを感じますか?
肉を捌く作業ですが、実はかなり体を動かします!
『体は資本』と言われるように健康にもつながってきますし、なにより体を動かすのがすごく好きなんですよね。
頭を使う仕事が苦手ということもありますが(笑)
仕事をする際にこだわっている部分はありますか?
食品を扱っていますので、異物混入には気を遣っていますね。
あいだに小売店が入るので、私たちの手元から直接消費者へ渡るわけではないとはいえ、品質は担保できないといけません。
あと、仕事だけに言える事ではないのですが、『カルマ』という考え方を大切にしています。
良いことも悪いことも、自分の行い次第で自分に返ってくるという考え方ですね。
人との接し方などは特に顕著に表れる部分だと思っているので、大切にしています。
ところで『豚部分肉マイスター』とは?
食肉(特に豚肉)に関しての知識をどれだけ持っているかを証明する資格ですね。
肉から血が出ないようにする方法論や、原価計算なども勉強します。
実際の試験では、そういった学科試験に加えて、豚肉をいかに素早くきれいにさばけるかという実技試験もありますね。
坂根さんの一日のスケジュール
坂根さんの休日の過ごし方を教えてください。
休日には、家族で出かけるか、趣味の野球に費やしていますね。
地元の草野球チームに入っていますので、冬以外は、平日も含めて月に2~3回練習試合や、公式試合をしています。
バレーボールもやっていまして、バレーは通年で毎週練習に出て体を動かしています。
将来の夢や挑戦したい事はなんですか?
入社した当初から今のポジションまでは最低でもたどり着きたいと考えていました。
それから10年、今はこの会社の代表取締役になりたいと思っています!
知人の紹介で入った仕事だったので、最初は全く興味が無かったんですよね(笑)
でも仕事を続けるうちに、「この仕事自分に合ってる」と思うようになりました。
あと、こういう目標を常に持っていた方が仕事は楽しいですよね!
おおだのお気に入りのスポットはありますか?
大田町にあるパン屋さん「ドルチェ・ビータ」さんがお気に入りですね。
すごく個人的ではありますが、チーズが好きでして、中でもチーズフランスというパンを、レンジで少し温めて食べるのがオススメです!